大きな変化を怖がる必要はない

自分の存在を恐れている人は、どんな変化にも猛烈に反対する。したがって、私たちは、変化の敗者がすべて勝者になるようなシステムを設計しなければならない。

ドイツは、雇用を恐れて2度も解体してしまった：コンピュータと電気自動車のためだ。職を失うことを恐れて開発を数年遅らせたところで、追いつくチャンスはほとんどありません。イギリスでは1982年まで電気機関車にヒーターがついていた。

今後の変更点

気候変動で生き残るために不可欠なエネルギーシステム
食糧システム、気候変動による生存のために不可欠です。
輸送システム、自走式車両がドライバーを余らせる
多くの地域で、自動化によって雇用が失われる

負け組を勝ち組に変える

労働人口の1/3を電気機関車のヒーターにするわけにはいかない。労働人口の1/3を変化で損をさせるわけにはいきません。私たちは、変化で損をした人たち全員が、以前よりも良い生活を送れるようにしなければならないのです。この「より良い暮らし」とは、銀行口座に入金されるお金で判断することはできないし、そうであってはならないのだが、生活水準や安全保障の面で判断することができる。

UBI - ユニバーサル・ベーシック・インカム
	必要性が高まるUBIだが、現行制度とは相容れない。UBIに適合する社会の基盤をつくる。

自給自足の人のためのUBI
	サンフランシスコの賃貸アパート、電気代、燃料代、食費、修理の職人さんなど、すべてUBIで簡単に賄えます。そんな過剰な幻想から解放されましょう。

経済の競争力を維持する
	住宅や食料、エネルギーにかかるコストが非常に高ければ、どんなに高い賃金でも生活していくことは困難です。経済衰退の悪循環。